級別とは？レーサーのランクを決める基準
級別とは、A1・A2・B1・B2のランクを勝率・事故点・出走回数を基準に決める制度。勝率だけでは決まらず、総合的な審査でランクが確定する。
級別審査は年2回｜審査期間と更新タイミング
級別審査は毎年2回。前期（5/1〜10/31）と後期（11/1〜翌4/30）の成績に応じてランクが更新される。4月と10月が昇降級の分岐点となる。
A1・A2・B1・B2の基準と条件まとめ
A1：勝率6.30以上が目安＋出走数・事故点基準クリア
A2：勝率5.30以上が目安
B1：一定の勝率と出走数を満たす選手
B2：新人・出走不足・事故点過多などで下位扱い
A1:定率20%2連対率30％以上3連対率40%以上で勝率上位者。事故率0.70以下、半期での90走以上
A2:定率20%2連対率以上3連対率40%以上でA1を除く上位者。事故率0.70以下、半期での80走以上
B1:定率50%勝率2.00以上でA級を除く勝率上位者
事故率0.70以下、半期での65走以上
勝率以外で重要な「事故点・出走回数」の扱い
事故点は勝率には影響しないが、級別審査では大きなマイナス材料。出走回数が規定未満の場合は自動でB2扱いになる。フライング休み等で出走回数が足りないパターンもある。
昇級・降級が起きるタイミングと仕組み
昇級・降級は前期が、5月〜10月(1月〜6月適応)後期11月〜4月(7月〜12月適応)の成績に応じて確定。勝率・事故点・出走数の条件を満たすことで昇級し、欠けると降級となる。
知っておくべき級別のチェックポイント
級別は半年間の総合評価。A1・A2だから常に強いとは限らず、事故点落ちのA2や伸び盛りのB1など状況と合わせて判断するのが重要。最強のB2が存在する場合も…
