進入とは?コース取りでレースが変わる理由

ボートレース基礎

進入とは?

【進入とは?】
進入(しんにゅう)とは、スタート前に各艇がどのコースに入るかを決める動きのこと。
ボートレースは枠番どおりに並ぶとは限らず、外枠の艇が内側へ入る「前づけ」もあるため、
進入次第でレース展開が大きく変わるのが特徴。

なぜ進入が重要なのか

【なぜ進入が重要なのか】
進入はレースの有利不利を大きく左右する最重要ポイント。
内側の1〜3コースはスタートラインまでの距離が短く取ることが多い
そのため外枠の選手は内側へ入る「前づけ」を狙うことがある。
一方で深インになると内枠でも不利になる場合があるため、
進入の並びだけでレース展開が大きく変わる。

前付けと深イン

【前づけと深イン】
前づけ=外枠の選手が内側のコースを奪いに行く動き。
内コースは勝率が高いためメリットは大きい。
反面、スタートラインまでの距離が縮まると「深イン」になり、
1コースでも加速がつかず不利になることがある。
前づけは有利を狙う一方で深インのリスクもあるため、
進入の駆け引きがレース展開を大きく左右する。

ボートは止まる=ブレーキがないので

どんどん前に進むので深くなってしまう。

クルマのクリープ現象に近いものとイメージするとわかりやすい

進入のタイプ別選手の特徴

【進入タイプ別の選手の特徴】

■① 前づけ型
外枠からでも内側を狙うタイプ。
・内側を奪う意識が強い
・ピット離れが強い選手が多い
・深インになりやすく
→ 内を取れたら一発、深イン時は助走距離がなく捲られ注意

■② 枠なり派
枠のまま素直に並ぶタイプ。
・進入を荒らさない
→ 枠なり固定で展開が読みやすく信頼度高い

■③ 柔軟タイプ
基本は枠なりだが、状況により動くタイプ。
・内に隙があれば前づけも
・モーターや相手で動きを変える
→ 展開は読みにくいがハマると強い、荒れやすい

初心者向けのまとめ

【進入で変わるレース展開】

■① 枠なり進入(1-2-3-4-5-6)
もっとも多い並び。
・1コース逃げが決まりやすい
・2差し、3まくり差しが基本
→ 安定して堅い決着になりやすい

■② 前づけで内側に動く
外枠が内を取りに来るパターン。
・1コースが深インで不利
・中のコースが絶好位置になる
→ 1頭は軽視、波乱が出やすい

■③ 深イン(100m以上)
1コースが加速できない状態。
・スタートで遅れやすい
・2・3コースの差しが決まりやすい
→ 高配当が出やすいパターン

■④ ピット離れ差で並びが崩れる
並びがガラッと変わるケース。
・ピット離れ強い選手が内を取る
・弱い選手は外に飛ばされる
→ 並び乱れのレースは荒れやすい

極端な例で言うなら(3-2-4-5-1-6)の場合もある。

初めは企画レースの進入固定戦をお勧めします‼︎

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