安定板とは?周回短縮とは?解説

ボートレース基礎

安定板とは?

安定板とは、水面が荒れているときに事故防止のためモーター下部に取り付けるU字型の補助板。ボート本体ではなくモーターに付く。装着すると伸び・行き足が落ちるが、艇が安定して転覆や落水を防ぐことができる。

安定板が付く条件

安定板は強風・高波などでレースが危険と判断されたときに、転覆、事故等を防ぐ為の特別措置。目安は風速6m以上や高波など。

安定板が付くとどう変わる?

安定板のメリットは艇が安定し転覆リスクが減ること。デメリットは水抵抗が増え伸び・行き足が落ちる点。結果的にスピード戦になりにくくインが有利になりやすい。

【メリット】

艇が跳ねにくくなり安定する 転覆リスクが大幅に下がる レースが成立しやすくなる

【デメリット】

水抵抗が増えるため伸びが落ちる 行き足も鈍くなる スピード戦になりにくい インコースがやや有利になりがち

荒れ水面=まくりが決まりにくく、刺し・差し返しの展開が増える。でも超大穴も…

周回短縮とは?

周回短縮とは荒天や視界不良で危険と判断されたときに3周→2周になる特別措置。1周目1マークが最重要になり、逆転が起きにくい。

以下の状況で判断する👇

大雨や濃霧で視界が悪い 強風で旋回が困難 高波で全艇が跳ねる レース成立が危険な状態

周回が短くなると

👉 1周目の1マークが超重要になる!

逆転が起きにくく、基本的に“スタートとターン力”でほぼ決まる。

周回短縮の理由

「安定板+周回短縮」は水面が危険だがレース成立を優先する判断。伸びが弱くまくりが決まりにくい。インが強くなり、行き足・ターン力重視の勝負になる。

特徴は👇

伸びが弱くなりまくりが決まりにくい インがさらに有利になる 事故艇が出ると返還発生が増える 展示の見た目と本番がズレることも

この状況では

👉 コース+ターン力+行き足が最重要。

展示で“伸び”を見ても意味が薄いので注意が必要

予想での影響ポイント

安定板はモーターに付ける事故防止装置。荒水面で伸び・行き足が落ちる。周回短縮は3周→2周の特別措置。両方起きるとインがさらに有利で、展示の伸びだけで判断しないことが大事。

インが強くなりすぎるが大穴を狙えるのも事実。

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